そろそろ大人に! April 30, 2014

 一昨日マニラのフライトから帰って来た家人が空港でAirforce one が到着するのに出くわした話をしてくれました。それを聞いて私がカルガリーの空港で見た時の光景をふと思い浮かべました。あの時はG8サミットがカナダで行われており、日本国政府専用機のグランドハンドリングスタッフとして手伝いをしていた関係で特別なIDを身に付けており駐機中の大統領専用機に50mぐらいまで近づく事が出来ました。もちろんそこから先は屈強なシークレットサービスの面々がアリ一匹さえも通させない勢いで立ちはだかっていましたが...。 当時のブッシュ大統領が何処からともなく『Marine one』で現れエアーホースワンに乗り込み飛び立つところまでを間近で見られた感激は今でも忘れられません。日頃、マスメディアの面々は『日本国はアメリカの属国』とか『政治家たちはアメリカの顔色をうかがってばかり』と書きたてますが、今回のオバマ大統領来日の際、大統領の発する一語一句に一喜一憂したように『安全保障面でここまで踏み込んだ発言をしてくれた』とかならまだしも『鮨を何個食べた』とか『食べる時の表情があーだこーだ』と分析し、大統領さまさまの感じだったのは彼らが一番じゃないのかな? また、韓国での発言を気にしたりするのは幼い子とそれほど変わらないレベルの感覚に感じたのは私だけでしょうか?

  話し変わって、日本中を沸かせているStap細胞の件も調査していた側のトップが今度は反対に論文での写真について疑義をもたれ調査される側になり、まるでコメディを見せつけられているようであり、その上、間抜けなマスメディアも加わり退屈はしませんが以前よく観ていた吉本新喜劇の方がまだ心の底から笑えます。(笑)

 ユニットリーダーと呼ばれる女性の記者会見の場でもそれなりの頭脳がありマスメディアの世界で仕事してんだったら『もっとマシな質問しろよ!』と思ったのは私だけでしょうか? とてつもなく莫大な特許という世界中を巻き込んだ利権が絡むこの問題に単刀直入に『みんなの前でStap細胞を作って存在を証明して下さい』や『実験ノートを公表して他の研究者にも作れるようにして下さい。』と何回聞いてもそんなもん誰が今の状況で正直に答えるかい! それらをそこでさらけ出してしまうという行為は今の時点ではその研究に於いての自分自身の存在価値が薄れるどころか用無しになってしまうでしょう?に!

  最近の出来事を見ながらふと感じた事を書きましたが『日本で騒いでいる皆さん!ちょっとウブ過ぎますよ!』というか幼稚過ぎるような気がします!批判ばかりしても仕方ないのでこの辺で止めておきますが...。(笑) 押忍!

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