新春を迎えて  January 3, 2009

 年が明けるとすぐに氏神様に参拝に行き、昨日は青梅の御岳山に登り、御嶽神社でお参りをして来ました。 ケーブルカーを降りてからは徒歩で神社まで向かったのですが、結構な道のりで3歳の娘は明らかに仮病で抱っこしてもらおうと女優並みの演技をしていました。心の中では『くっそ〜!』思いながらも正月そうそう怒るのもいかがなものかとついつい甘やかしてしまい、16kg程の荷物を背負いながら神社を目指す羽目になってしまいした。 相当な冷え込みだったにも係わらず神社に着いた時には汗だくになり、周りの参拝客が息を切らしながら寒そうにしている中、僕だけはジャケットを脱ぎ『暑い暑い』の大合唱で周りからの変人扱い気味の視線を受けながらもこの一年が佳い年になるように祈願してきました。このところ良い天気が続き冷え込んでおり、空気が澄んでいる為か山からの見晴らしは最高でした。しかも御岳山までの道のりで所沢の思わぬスポットから富士山がくっきりと美しく見え大津道場にとって何かとっても良い年になりそうな気分にさせられました。 
  ふと以前ドイツのミュンヘンからディズニィーランドのお城のモデルになったとされる、かの有名なノイシュバンシュタイン城に行った際の道のりを彷彿させてくれました。 

  その年のクリスマスパーティーの抽選でルフトハンザ航空の air ticket が当たり、混み合うオクトバーフェストを避けシーズンオフの11月初旬にシカゴから飛び立ち約8時間後にはミュンヘン国際空港に降り立ちました。 【地球の歩き方】を片手に気軽な一人旅でしたが、なにぶんヨーローッパは初めてだったので、宿は事前にユースホステルのような所を予約して向かいました。 僕自身、ドイツ語は分かりませんが『老人以外のほとんどの人が英語を話すよ!』と当時一緒に働いていたドイツ人達から聞かされていたので、それほど不安はなく実際に不自由でもありませんでした。 ただ一人旅というのは自由で気ままですが、寂しさも感じさせてくれるものです。とても美しい風景に出くわした時、何か限りない感動を覚えた時、それらを分かち合える誰かが傍にいたらその旅はなおいっそう有意義なものになるはずです。 『そんな事を感じながらの旅だったなぁ〜?』という事まで思い出させてくれました。

  さてさて話を戻して、氏神様でおみくじを引けば『末吉』、御嶽神社では『中吉』でしたが大体書いてあることは似ていて『今までの苦労が報われ始める』というような内容。 『本当にそのようになっていけばいいなぁ〜!』とわずかな期待を胸にその場を後にして帰り道の途中にある銭湯で汗を流し、さっぱりとした気分で家路につきました。 翌朝3時起きで家人は仕事に向かう為、少々早目の帰宅でした。

 さぁ〜! これからの一年、どんなふうになっていくか楽しみです。  押忍
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