いざ試練 ！　Jan 30, 2010

　今年に入り、とうとうJALが事実上の倒産をしてしまいました。といっても飛行機はこれまで通り飛び続けているし、以前とそれほど変わらない様子です。　リストラ等が始まる夏頃に社員は厳しさを実感し始めるでしょう？　僕もたった6年間とはいえお世話になった会社であり、一緒に働いていた人達は今も働いており、何とも言い難い複雑な心境です。　何より我が家人は現役で飛んでいるし、他人事のように考えている時間はありません。　週刊誌にも色々と記事が出ていますが、それらの記事と実際に家人から得た情報のgap に唖然とし、それと同時にマスメディアによる情報操作によって、この国はどうにでも導けるのでは？とさえ思えてしまいました。　色々な情報が錯綜するこの時代、何事に於いても事実を見極める目を養わなければと改めて感じさせられました。　外部からの情報をすべて鵜呑みにし、それらに振り回されたあげく訳が分からなくなっている光景を時々目にします。　何事もほどほどが一番！

 　空手の試合でも中途半端に色々な技を放つ選手より確実な決め技を2つか3つ持った選手は勝ち残るし、安定した強さを誇っているように思えます。　僕も内弟子時代に三浦師範から『最後は一番自信のある技に繋げれるようなコンビネーションを最低2つ磨いて自分のものにすればチャンピオンになれるよ！』とよく聞かされていました。　おーっと何かタイトルと違った内容になり始めたので少々軌道修正します。　

とかくこの世は普段の生活の中でも『多事多難』『試練』『逆境』という言葉がぴったりと当てはまる状況に出くわす事が一度や二度ではないように感じます。　さて、その時どう動く？　その時にこそ発揮したいのが、それぞれの人が持ち合わせているであろう？『強み』という宝刀です。　これを機に僕自身の『強み』は何だろう？と自問しています。　以前はよく周りの人たちに『裸一貫、パンツ一丁！失うもんもないし、これが俺の強みや！』と言っていましたが、今置かれている環境を考えると、『もうそうではないなぁ〜』と悟ります。　ただ、何もかも取り込み、そのプレッシャーによって己が身動きできなくなる事のないよう注意しなければと改めて言い聞かせた次第です。　押忍