物事に向かいて、はて?  August 24, 2011

 先般、24時間テレビの中で長距離を走り終えた徳光さんが、事前の記者会見で走る事を決意するまでに幾度も自答自問を繰り返した経緯、腹を決めるに至った過程を披露していましたが、その中のある言葉に、ふと私自身の心が引っかかったので書いてみたいと思います。

  誰しも『長年にわたり、来る日も来る日も同じような事を繰り返しやっていると、段々とそれに取り組んでいるというより、それをこなしているというふうな姿勢になりませんか?』 何となく言いたい事が分かってもらえると思いますが、微妙な捉え方の違いではっきりと伝えきれませんが・・・。悪く言うと惰性で物事に向かうということでしょうか? 組手に例えるなら油断するという事かな? こんな時、大ケガをしたり、試合であれば勝てると思っていた相手にまんまとKnock out されたりするものなのでしょう? 

  さて、昨今の自分を振り返って、日頃90分程のクラスを指導するのに3パターンの進行プログラムを頭の中にインプットするようにしています。それは、その日のクラスに参加する道場生の構成に合わせて臨機応変に対応出来るよう心掛けているからです。なにぶん、施設・時間等の関係で、まだ細かくクラス分けが出来ない状態の我が道場では、初心者から黒帯まで幅広いレベルの道場生が同じクラスで汗を流します。こんな時、一番悩むのは『どのレベルの人達に焦点を当てクラスを進めていくか?』という課題です。しかも、毎回同じレベルに焦点を充てていても、これまた道場生を満足させるには至りません。その為、クラス進行をインプットする作業には90分のクラスであれば、それと同等か、それ以上の時間をかけるようにしています。しかし、これも長年続くとどのような場面でもだいたい対応できるぐらいのアイデアが頭に詰め込まれており、場合に応じて頭の中の引き出しから引っ張り出してくるようになりがちで、どちらかというと『こなす』といった感じになってしまいます。『いま一度、取り組む姿勢に転じなければ・・・。』と自分自身に言い聞かせます!!

  昨夜は、テレビによく出て徳光さんが走り切ったゴールで最初に抱き合った人物が暴力団との関係を指摘され、その業界を去るという会見をしていました。彼のしゃべりにいつも笑わせてもらっていた僕にとっては残念というしか他ありません。まぁ〜!誰かのタレこみで発覚したらしいけど、察するに彼の人気ぶりに嫉妬しての仕業でしょう? いつの時代でも嫉まれるっていうのは怖いの〜! でもタレこんだヤツ、もっと人のためになるような告発をせい!人を蹴落とすような密告じゃなくて・・・!   押忍

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