心配事と理想 July 06, 2012

 今日は私の友人で彼がシカゴ市の大学に留学していた時、共に汗を流したSさんがはるばる福岡から、この週末に行う大津道場と三浦道場千葉との合同合宿参加の為にやって来ます。彼は経営コンサルティングの事務所を構える傍ら地元の道場で日々汗を流しているとの事、やはり一度でも空手で汗を流す心地良さを身体に沁み込ませると、事情でしばらく離れていても時間が経つにつれ身体がそれを許さないようです。彼は留学中にあった様々な出来事で気が滅入っていた期間が長くありましたが、それを空手修行で培った心強さで克服し大学卒業も果たして現在はあちらこちら飛び周りながら『経営』というものをアドバイスして周っているようです。僕も我が家に泊まった際には、それをしっかりアドバイスしていただこうと考えています。もちろん無料で・・・。万が一、私の元に請求書が届くような事があれば、その倍の金額を書いた宿泊請求書を彼の事務所に送り付けるつもりです。()

  まぁ〜!冗談はこれぐらいにして、組手も初めは恐怖心が先行するため、できれば避けたいという気持ちが先立ちますが、それを克服してTryしてみると、やり終えた後には何とも言えない爽快感を味わえるものです。 何でもそうですが何かを『克服』した後には、その困難さに見合った、或いはそれ以上の充実感・達成感・自信を得られるものだと自分自身の経験に照らし合わせ強く信じています。ただ、そういう気分にいつまでも浸っていられるわけでもなく、それが虚脱感に変わっていくのも時間の問題ですが・・・? 貴重な体験をしたらそれを基に一歩でも前に進まないとせっかくの大切なものが無駄になってしまうと思うのは私だけだろうか?

  Keyを打ちながら今日の所沢の天気は早朝から大雨になったり、日が差したり、また曇って雨が降り出したりと明日からの合宿の天候を大いに心配させてくれています。秩父の山奥となると、ここにも増して天候は不安定だと思うので途中の道が土砂崩れ、もしくは川の増水で寸断されないだろうか?等々心配事はどんどんと頭をよぎります。また、宿泊施設に辿り着けたとしても当然子供たちが空手の稽古より楽しみにしているBBQ・キャンプファイアー・花火が出来るようにただただ祈る心境です。 頼むで!おてんとさん!ホンマ!

  話変わって、私がUSA大山空手のニューヨーク道場で修行していた頃の内弟子・道場生何人かはそれぞれが独立した道場を立ち上げ、先日は一堂に会して『Samurai Spirit』と名を打った試合をコネチカット州で開催したようです。普段は、それぞれの環境で独自の活躍をしながら『何かの際には同じ釜の飯を食い同じように汗を流した者たちが一堂に集る』これが私の理想とする道場間の繋がりです。これからもこの理想を掲げて人間関係を築き上げたいと思う私です。  押忍

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